1分間国語勉強法

1分間国語勉強法とは?

これは、他でも述べましたが、まず、

漢字問題を捨てる

というところから、すべてが始まります。

漢字は、覚えるのに時間がかかり、なおかつ忘れやすい。

それでいて配点は低いのですから、捨てるのが「吉」です。

もっとも時間対効果が悪いのが、漢字問題対策なので、まず、捨てましょう。

ここから受験勉強がスタートすると思っても、過言ではありません。

ただ、もし、あなたが高校1年生だったり、中学1、2年生であれば、
漢字もやっておきましょう。

まだ、あせっていない状態なのですから、ゆっくりと取り組むことも
できるでしょう。

1分間現代文勉強法とは?

現代文は、出口の現代文をやりこむかどうか?
ただ、それだけにかかっています。

出口ひろし先生という現代文のカリスマ講師がいらっしゃいます。

彼の、現代文入門講義の実況中継は、まず最初にやりましょう。

ほとんどの人が、現代文は感性で、なんとなく解いていたのですが、
彼の手法によって、論理で解くということができるようになります。

なかでも、もっともすばらしい格言があります。

それは、

「根拠は文中」

という格言です。

たとえ、倫理的に正しいことでも、本文に書いていなければ、×。
書いてあれば、○となるのが現代文だということです。

「人を殺してもかまわない」と書いてあった場合、倫理的には×です。

でも、本文に、「時には人を殺すことも重要なのである」と書いてあれば、○なのです。

「スポーツは体に悪い」と書いてあれば、常識的には×ですが、
本文に、「スポーツをすることで、人は健康を害するのだ」と書いてあれば、○なのです。

まさに、現代文は、本文と照らし合わせることが大切で、あなたが
どう感じようが、そんなことは全く関係がないのです。

いかに、自分の個性を消し、本文と照らし合わせることができるか?
が現代文の攻略法です。

これを体現している参考書は、出口の現代文シリーズが一番適しています。

なので、このシリーズをいかにやりこんだか? が成績を上げる秘訣です。

ただ、偏差値が65を超えたら、他の先生のものをやるものアリです。

そうすると、一気に現代文の偏差値が70までいきます。

出口の現代文がもっとも優れていますが、ひとつのメソッドで偏差値65まで
いったときに、あなたには盲点(スコトーマ)ができます。

これしか正しくないんだ! と思ってしまうわけです。

そこで、出口の現代文シリーズをやり終えた後に、
他のものも少しかじってみる というのがいいでしょう。

それで、盲点さえもなくなって、満点が取れるようになるでしょう。

現代文の勉強は、高1のときに済ませておけ!

現代文は、一度コツをつかんでしまえば、できるようになります。

早い人ならば、出口の現代文入門講義の実況中継だけで、
偏差値が65以上になり、そこから落ちなくなるでしょう。

そのくらい、この本はすばらしいので、早めに済ませておきましょう。

で、現代文は、できれば、高1のときに済ませておくべきです。

というのも、現代文は、論理性が強く、さらには日本語のため、
2年後の入試のときにも、忘れないからです。

高1のときは、論理性が強く、忘れにくいもの。
高2のときは、数学や理科など、とっつきづらいが、忘れにくいもの。
高3のときは、暗記科目がベストです。

となると、現代文をいかに高1の時点で終わらせておけるか?
というのは、入試対策としては、非常に重要なのです。

高3になってから、現代文をやるのは、正直遅いです。

その場合は、出口の現代文シリーズだけ+過去問で、
乗り切りましょう。

1分間古文勉強法

これも、1分間古文単語で述べていますので、
詳しくは、そちらをご覧ください。

1、古文単語を語呂合わせで、240覚える。
2、古典文法を、ラップを使って120(+60)暗記する。
3、読解問題にあたる。

この3ステップで最速で成績が上がります。

まず、古文単語は、語呂合わせで覚えましょう。

なぜかというと、古文は、一見、現代語のように見えて、実は古語だった
というところが、出題ポイントだからです。

たとえば、「やがて」という単語。

これを古文単語だと知らなければ、やがてと訳してしまいますよね?

ですが、語呂合わせで「矢が手にあたり、そのまますぐに病院へ」
と覚えておけば、やがて=そのまま、すぐに
という意味だといつでも思い出せます。

この、日本語→日本語変換というところが、古文のポイントです。

その際には、日本語→語呂合わせ→日本語という風に、
ひとつ語呂合わせをかませることで、100%正解できるのです。

まず、1分間古文単語を使って、240の古文単語をマスター
しましょう。

最速で、1古文単語1秒で復習できるようになっていますので、
こちらも、できれば高1、無理なら高2でマスターしておきましょう。

古典文法は、ラップで覚えよう。

古典文法は、知っているか、知らないかの世界。

単語は語呂合わせでいけるのですが、情報量が多すぎると、
語呂合わせは難しくなります。

そこで登場するのが、ラップなのです。

このラップ古文により、1古典文法1秒で復習できるようになります。

これを体現したのが、『1分間古典文法180』です。

是非、これを使って、リズムで古典文法をマスターしてください。

この後は、ひたすら文法問題を解けば、ほとんど解けるように
なっているはずです。

広島修道高校の管野先生の協力によって、完成しました。

この高校の生徒は、古文はほぼ満点が当たり前になるそうです。

ラップですべて覚えているので、当然ですよね?

あなたも、ラップ古文をマスターしてくださいね。

古文読解は、現代語訳と照らし合わせながら。

古文読解は、まず、問題文があるものを使ってください。

出題されたものに、どう答えるか? が大切です。

もちろんですが、全訳は厳禁です。

そんな時間は使わずに、自分がわかるところはそのままで。

わからないところに、マーカーを引くなどして、
とにかく数をこなしましょう。

現代文は無限ですが、古文には限りがありますので、
できるだけ多くの古文に接した人が、勝ちます。

古文は満点がとれるようになると思いますので、
是非、頑張ってみてくださいね。

1分間漢文勉強法

漢文は、漢詩と漢文に分かれます。

まず、重要なのが、1、2点(いちにてん)と、レ点(れてん)を
マスターすること。

そして、あとは、多くの問題に当たるだけです。

それで、漢文は簡単に満点になるでしょう。

問題は、漢詩です。

こちれは、韻を踏んでいるかどうかの見極めは、
前提として重要です。

しかし、かなりやりこまないと、満点は見込めません。

石井の見解では、漢文は満点が簡単だが、漢詩は満点が難しい。
と思っています。

漢詩は、かなりやりこむ必要があります。

漢文も、できれば、高1でマスターしておくのがいいでしょう。

現代文、古文、漢文は、身に付きやすく、忘れにくいという教科で、
得意科目にしやすい教科です。

是非、国語を早いうちに、得意科目にしましょうね!