3教科受験では、倍率が高いので、第一志望から、第6志望までと、志望校を多く受験する必要があります。
倍率6倍のところを6校受けて、1校合格するというのが、単純計算です。
そこで、対策をしていくことで、自分にとっての倍率を2倍くらいに近づけていくイメージです。
3教科受験のところを、1校だけ受けます」というのは、お勧めできません。
紛れが生じる可能性が高いので、やってはいけません。
逆に、「5教科受験の公立高校一本です」というのは、やっても大丈夫です。
滑り止めを受けるための対策をするよりも、過去問を20年分、40年分としていった方が、紛れも少なくなりますし、合格率は上がります。
知らない問題が出たとしても、他の教科で逆転することもできますので、安心です。
基礎問題ばかりが出題されるので、対策も立てやすいです。
そう考えると、5教科受験は、メリットは大きいと考えられます。
滑り止め対策の時間を削って、第一志望対策だけをすることができますし、5教科なので、紛れも少なくなります。
公立校であれば、過去20年以上の過去問や模擬試験などがありますので、慣れるための問題も出揃っています。
「確実に受かりたい」「一校だけ受けて、受験費用も安く済ませたい」というのであれば、5教科受験は、とてもおすすめなのです。