「最強の鉄緑会に、どうしたら勝てるのか」を考えるのが、勉強法の原点だ。

最強の相手がいる。あなたは、今のままではどう考えても太刀打ちできない。

10万の軍勢で、100万の軍勢に勝つにはどうしたらいいのか。

諸葛亮孔明と同じように、戦略を考え続けるのが、受験生です。

あなたの持っている武器をどう立ち向かうか。

英語という武器を伸ばすのか、数学という武器を伸ばすのか。

国語という武器は捨てた方が、英語という武器が生きるのか。

このように、自分の場合はどうしたらいいのかと、試行錯誤し続けることが、大切です。

 

大切なのは、「一般的にはこうした方がいい」ではなく、「あなたの場合はこうした方がいい」と考えることです。

勉強法の、各教科別に関しては、勉強法に正解はあります。

正しい勉強法をすることで、成績は伸びます。

ですが、志望校を選ぶ、3教科で勝負するのか、5教科で勝負するのかといった戦略は、人それぞれ、違うのです。

よくないのは、「仲がいい友達の〇〇さんが、青山学院志望なので、僕も青山学院にしよう」といった選び方です。

今は友達でも、大学に行ったら、違う友達と仲良くなる可能性があります。

友達の志望校に左右されるのは、全く意味がありません。

ひどいケースとしては、「自分をいじめていた、大嫌いな人が慶応を志望しているから、僕は慶応は受験しない」ということがあります。

全く関係ありません。

あなたがどこの大学に行きたいかだけを考えて、あなたの場合の志望校を考えるのが、正解なのです。

 

 

「鉄緑会(てつりょくかい)」に負けない戦略を立てなければ、東大には合格できない。

鉄緑会のカリキュラムは、ざっくりいうと、こうなっています。

 

中1・・・中1〜中3の全範囲。

中2、中3・・・高校1年〜高校3年の全範囲。

高校3年間・・・東大対策のみ。

 

そう。高校1年になった時には、すでに東大の問題を解いているのです。

海城高校時代のクラスメイトで、高校2年の時に東大模試を受けて、全国トップ10に入っている天才的な友人がいました。

彼は、鉄緑会出身者ではありませんでしたが、高校1年の時に、すでに東大対策が終わっていたらしく、あと2年で、東大合格をより完璧にするという感じでした。

彼の戦略も、高校1年の時には、すでに対策が終わっている状態を作るという戦略だったので、鉄緑会と同じです。

 

あなたが東大を目指そうとした場合は、進学校に在籍していたとしても、ライバルは、同じクラスの人ではありません。

鉄緑会に通っている人がライバルになります。

 

相手は強敵です。

もともと開成高校に入るくらいの頭脳の持ち主で、しかも、東大対策を3年間している人が相手なわけです。

どうしたら、鉄緑会出身者に勝てるのかを考えるのが、勉強法を身につけるということなのです。

 

 

「ライバルは鉄緑会(てつりょくかい)だ」と思って、勉強する。

 

東大進学塾として一番有名なのが、鉄緑会(てつりょくかい)です。

東大医学部の合格者の60%は、鉄緑会出身です。

 

実は、石井も、海城高校時代、鉄緑会の入塾試験を受け、なんとか入ったのですが、ついていけなくて1ヶ月で辞めたという過去があります。

25年以上前の話です。

その時は、代々木の小さな雑居ビルを借りている小さな塾だったのですが、今は、代々木に自社ビルを持っているくらいの有名塾になりました。

 

鉄緑会は、ビジネスとしても、戦略が優れています。

ビジネスとしての鉄緑会の凄さは、まず、指定校制度があることです。

開成高校、桜蔭など、有名校ではないと、入れてさえもらえないという敷居の高さがあります。

無名高校でトップの成績だったとしても、入れません。

中高一貫校で、なおかつ、偏差値70以上の高校ではないと、お金を払っても、入れてくれないのが鉄緑会です。

しかも、中1からならば、入りやすいのですが、高校から鉄緑会に入るには、かなり難しい試験を突破しなければいけなくなります。

東大に入るよりも、鉄緑会に入る方が難しいのではないかと言われるくらいです。

 

「なかなかは入れない」と言われると、「入れてくれ」とお願いしたくなります。

高額だったとしても、なかなかは入れなくて、東大合格率ナンバーワンなのであれば、入れて欲しいと頭を下げなければいけなくなります。

ブランド力も東大並みというのが、鉄緑会の凄さなのです。