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400年後の未来人!? 1冊1分で本が読める!?
早稲田と東大を併願する人は、少ない。
早稲田の問題は、選択式が多いです。
記述式が得意な人は、選択式だと、「選択肢ではなくても答えられたのに」「漢字で書けと言われても書けたのに」ということになりますので、もったいないです。
逆に、漢字が苦手だ、選択肢に強いが記述式には弱いという学生には、早稲田の問題は向いています。
早稲田の試験は、紛れが多い試験です。
たまたまその年の入試問題が簡単になることがあったり、誰も解けない問題ばかりになったりすることもあります。
運の要素が強いのが、早稲田です。
選択肢の問題が多く、難問が多い場合には、偏差値が高い生徒も、偏差値が低い生徒も、運の要素が強くなります。
競馬で、大雨が降って、地面がぐちゃぐちゃになると、馬の能力の差がなくなり、どの馬が勝つかがわからなくなり、大穴が出ることが多くなります。
それと同じ状態が、早稲田の試験では起きやすいです。
なので、東大受験者から敬遠されるのが、早稲田です。
慶応は、実力があれば受かりますので、紛れが少ないので、東大と慶応を併願する人のが、東大受験者の中では、当たり前になっているのです。
5教科受験の方が、合格しやすい。
実際に、試験に合格するかどうかという観点では、5教科の方が合格しやすいです。
なぜかというと、「紛れが少なくなる」からです。
紛れとは何かというと、たまたま試験当日に知らない問題が出たり、たまたま苦手な問題が出て落ちてしまうというのが、「紛れ」です。
風邪をひいていてコンディションが悪かったら落ちるというのも、紛れです。
いきなり入試傾向が変わってしまい、落ちてしまうのも、紛れです。
紛れが起きやすいのは、
- 試験教科数が少ない。
- 倍率が高い。
時に起きます。
慶應大学の環境情報学部、総合政策学部は、英語と小論文か、数学と小論文かが選べます。
たまたま小論文で、「アニメ業界の今後について」という問題が出たら、アニメに詳しい人にとっては高得点になりやすく、アニメを見ないで勉強ばかりして来ましたという人には、不利になります。
今まで小論文で高得点が取れなかった人でも、アニメに詳しければ、ものすごい高得点をたたき出せるかもしれません。
数学でも、たまたま知らない問題が1問でただけで、落ちることもあります。
倍率が高いのですから、難しい問題であり、かつ、高得点が求められます。
偶然知っている問題ばかりが出たら高得点になり、偶然知らない問題ばかりが出たら、合格できなくなるのが、3教科受験です。
5教科受験の場合は、知らない問題が出たとしても、500点満点であれば、他の教科で取り返せます。
3教科受験、2教科受験では、ミスをしたら即アウトという場合も、多いのです。
AO入試は、廃止した方がいい。だが、存在する以上は受け入れるしかない。
個人的には、AO入試は反対派の立場です。
というのも、面接と作文(小論文)で結果が決まってしまうのであれば、小学校の頃から小説ばかりを読んでいる文学少女で、ルックスがいい女子生徒がいたら、圧倒的に有利になってしまうからです。
面接は、「感じがいい」ということが大切です。
ハキハキ話したり、ルックスが美男・美女だったりしたら、有利になってしまいます。
毒入りカレー事件の林真須美被告のようなルックスだと、どれだけ勉強ができても不利になり、大して勉強をしてこなくても、芸能人として活躍できるくらいのルックスがある人が有利になります。
こういった、先天性が重視される選抜試験は、試験として的確ではないと言わざるを得ません。
裁判の時に、「裁判官の心象」というのが判断基準の中にあり、Tシャツに腰パンで態度が悪かったら、求刑が重くなり、スーツを着ていて美人だったら、求刑が軽くなるというのは、納得いかないのは、私だけではないはずです。
その「心象」というもので決まるのが、面接の前提です。
なんとなく感じがいい人だったら合格で、なんとなく覇気がなかったりしたら不合格になるのは、なんとも不公平です。
ちなみに、小学校受験では、印象値が重視されます。
目が輝いている、はつらつとしていたら高得点で、ダラダラしていたら、入試に落ちます。
小学校受験では、まだ5歳の段階なので、心象で決めるのは仕方がないかもしれませんが、中学受験・高校受験で心象で決められるのは、不公平です。
では、どうしたら、一番公平に選ばれるのかというと、「学力試験」という統一基準です。
同じ試験を受けて、1点でも多く得点した人が合格する。
これが一番公平です。
「1点10万円で買えます」と言えば、お金持ちが有利になってしまいますし、「ルックスだけで決めます。美男美女しか合格できません」と言えば、先天的な資質で合否が出てしまいます。
AO入試があるなら、「寄付金の多さだけが基準です」というお金で決めた方が、その大学に入学したい情熱が、10万円、100万円という数字で計測できるので、まだ公平です。
それよりも不公平なのが、AO入試です。
けん玉ができたから大学に合格できたり、百人一首が上手だから大学に合格するのは、おかしいです。
野球で甲子園に行ったから合格できるというのは、体育大学であればありですが、普通の大学であれば、関係ないと言わざるを得ません。
受験の矛盾が内包されているのが、面接であり、AO入試です。
とはいえ、制度なのですから、仕方がなく認めるしかありません。
「ひどいなあ」と思いつつ、自分には関係ないから、勉強を頑張るぞと思えた人が、勉強に打ち込める人になれるのです。
受験勉強をするべきだと思ったら、志望校を決めよう。
受験勉強はするべきものであり、学歴は手に入れるべきものである。
こう心の中で腑に落ちたら、まずは、勉強をする前提となるモチベーションは保てます。
モチベーションの源泉を手に入れたら、次に必要なのは戦略です。
戦うことを決めたら、どの国に攻め込むのか、どのくらいの期間、どのくらいの時間を費やして攻めるのかという「戦略」が必要になって来ます。
果たして戦うのか、戦わないのか、戦わない方法も存在するのではないかと考えるのが、「大戦略」です。
もしかしたら、勉強をしなくても、「推薦入試」「AO入試」という手があるかもしれません。
この大学に行きたいなあと思って、もし、AO入試という選択肢もあるのであれば、5教科の勉強をするよりも、小論文の勉強に特化して、小論文が重視される大学を第2志望にするのも、ありかもしれません。
そんな中、勉強以外の選択肢はなく、勉強をするしか選択肢がない。
その状態になって初めて、志望校を決めるのです。
可能性を広げるために、受験勉強をして大学に行くというのも、ありだ。
「特に、大学に行ってやりたいことはないんです。だから、受験勉強に身が入らない」という高校生がいます。
高校生のうちから、やりたいことが決まっている人の方が、少数派です。
どうして少数派ではないんだろうと落ち込んでいても、無意味です。
むしろ、高校生のうちに、自分の進路を確定させてしまうことの方が、危険だという考え方もあります。
多くの人は、大学3年になって、就職活動をして、いろいろな業界を見ながら、「こういうことが自分のやりたいことなのかもしれない」と考えます。
それが、普通です。
一番最悪なケースというのは、「夢は見つかった。でも、自分の学歴では難しい」となってしまうことです。
例えば、アナウンサーになりたいという場合は、4大卒というのが採用条件です。
毎年、「短大に行っているのですが、アナウンサーになりたいと思ってしまいました。短大に行ってしまった時点で、夢が終わりました」という人がいます。
4大卒ではなく、短大卒になるだけで、夢が叶わなくなることも、多いのです。
その点、早稲田・慶応などの学歴を手に入れておけば、就職試験の時に、「あなたは学歴がないからダメですね」と言われる可能性はなくなります。
高学歴を手に入れるというのは、可能性を広げるということです。
私自身、人と話したことがなかったにもかかわらず、大学2年の時に、突然アナウンサーになりたいと思いました。
地方局のアナウンサーに内定したのですが、両親からは「もったいない。せっかく塾にお金をかけたのだから、大企業に行って欲しかった」と言われました。
ですが、アナウンサー試験も難関なので、慶応に行っていたおかげで、少しは有利に働いたと思っています。
結局、学歴があった方が有利な金融業界には行かず、学歴が生きるとは思えない、地方局のアナウンサーになりました。
その後、作家になりましたが、学歴は全く意味がありませんでした。
「学歴は、意味がなかったなあ。せっかく勉強法を研究して慶応大学に行ったのに」と思っていたところに、編集者から「石井さん、勉強法の本を書いてください」という依頼がありました。
そこで、36歳の時に、17年前の受験勉強法の知識を思い出しながら書いたのが、1分間勉強法という本です。
この本が57万部のベストセラーになり、年間ベストセラーランキングで、2009年度に1位になりました。
学習塾につぎ込んだ1000万円近くが、いきなり取り返せたのです。
結局、学生や親御さん、社会人の方から「1分間勉強法を教えて欲しい」というニーズがあり、勉強法を教えるのが私の職業になっています。
学歴を手に入れておいたおかげで、可能性が広がったのです。
学歴が生きる機会はないと思っていましたが、36歳になって、学歴が生きることもあるのです。
学歴があれば、就職試験の時にも、可能性が広がりますし、会社員にならなかったとしても、可能性が広がります。
今、やりたいことがある、ないにかかわらず、可能性を広げるのが、受験勉強をするということなのです。
高校1年の時に、慶應だけがモテている衝撃のニュース映像を観てしまった件。
高校1年の時に、ニュース番組で、すごい映像を見ました。
どんな映像だったのかをご説明します。
女子大の前に、
慶應大学イベントサークル 参加者募集
〇〇大学(聞いたことがないような3流大学)イベントサークル 参加者募集
と、テントを作っておくのです。
すると、女子大の門の前で、全員が慶應大学の前に列を作り、大行列ができました。
「本当にこれだけの人数が入れるのでしょうか? 私は絶対に入れてください」と、電話番号を押し付けている女子学生もいました。
一方、3流大学のテントの前には、一人も並びませんでした。
その上、ある女子学生が、「あんた、許可とってんの? 何様のつもり? なめてんじゃないわよ! 怪しいやつだ。警備員、呼ぶわよ!」と、3流大学の男子学生に食ってかかったのです。
3流大学というだけで、何も悪いことはしていないのに、変質者扱いをされたのです。
慶應大学の学生は、神様のように扱われ、3流大学の学生は、犯罪者のように扱われていたのです。
この動画を見た時に、高校1年の時の僕は、思いました。
「慶應大学にいこう」と。
いや、慶應大学に行かなければ、犯罪者扱いされてもおかしくない。慶應大学に行くことこそ、モテるための前提条件なんだ。絶対に慶應に行くんだと、心に誓いました。
それほど、衝撃的な映像だったのです。
その映像では、わざと、同じくらいのルックスの男性が勧誘をしていて、学歴以外の要素はないようにされていました。
同じルックス、同じ身長でも、学歴があるかどうかだけで、これだけの格差が生まれるのが、現実だと、思い知らされたのです。
あなたは今、モテないかもしれません。
でも、慶應・早稲田に行けば、モテモテになるかもしれません。
女子で、今モテなかったとしても、慶應・早稲田に行って、クラスに女子があなたしかいなければ、今よりはモテるのではないでしょうか。
どうしても勉強する気になれない人は、この衝撃的なニュースの話を思い出しましょう。
「一流大学に行くだけで、バラ色の人生が待っている。出会う異性のレベルが、格段に上がる」
そう考えて、毎日、勉強に励みましょう。
大戦略として、「モテるため」は大いにありなのです。
女子も、モテるために一流大学に行くべきだ
モテるために勉強をする」というと、男子の場合は、「確かにそうだな。慶応とか早稲田とか、合コンが多そうだもんなあ」としっくりくる方も多いでしょう。
女子の場合は、どう考えたらいいのでしょうか。
女子の場合のモテ戦略として、
1、女子大に合格して、複数の大学の提携サークルに入る。
2、慶応・早稲田などに合格して、同じ学校の男子を狙う。
この2つがあります。
1ですが、御茶ノ水女子大ですと、東大との提携サークルが多いです。
白百合女子大だと、慶応との提携サークルが多かったりします。
メリットは、複数の大学の男子と知り合えるため、同時並行でお付き合いしてもなかなかバレづらいということです。
浮気をするかどうかは別にして、別れた後も、同じキャンパスの中で会わなくていいので、それは一つのメリットです。
デメリットは、提携している大学の、サークルに所属している人しか知り合えないということです。
意外と、出会っているようで、出会えていないのが、提携サークルに入るというやり方です。
一方、2の慶応、早稲田に合格して、同じ学校の男子を狙うというのは、かなりオススメです。
1年生〜4年生まで、キャンパスを歩いている男子全員が、恋人候補になります。
大学のOBとも出会う可能性があるので、さらにチャンスは広がります。
もちろん、浮気はなかなかできないというデメリットはありますが、最高の恋人を見つけたい、結婚相手を見つけたいというのであれば、こちらの方がオススメです。
実際に、慶応も早稲田も、女子学生は男子学生よりも少ないです。
私は慶應大学経済学部出身ですが、50人クラスで女子は2名でした。
当然のように、慶應の女子は、慶應の男性と結婚していきました。
なので、高校であれば、女子校に入って、他の男子校の生徒と仲良くなるのは、戦略的に正しいのですが、大学であれば、女子大に入るよりは、早稲田・慶應に入った方が、より良い伴侶を見つけることができます。
恋愛戦略を考えるが如く、受験戦略を考える。
これが、大戦略を考えるということです。
恋愛のパワーを、勉強のパワーに転換していけた人が、毎日、勉強を頑張れる人になるのです。
なぜ問題を解くのか。そこに問題があるからだ。という状態を作る。
受験勉強をしている時に、必ず考えてしまうのが、「こんなに勉強をして、一体何になるんだろう?」ということです。
社会に出てから役に立つ知識というのは、残念ながら、ほとんどありません。
方程式を使う機会も、ありません。
古文単語、古典文法をいくら暗記しても、現代においては、誰も使っている人がいません。
「はべれ」とか「いまそがり」など、覚えても全く意味がありません。
漢文に至っては、中国に行っても、誰も使っていない文章な訳ですから、学ぶことに意味があるかと言われたら、ないに等しいということになります。
漢詩を読む機会も、作る機会も、社会に出てからはありません。
にもかかわらず、なぜ、こんなにも頑張って暗記をしなければいけないんだろうと、悩みながら暗記をしたことはないでしょうか。
「なぜ山に登るのか。それは、そこに山があるからだ」(ジョージ・マロリー)
この言葉のように、そこに問題があるから、解くだけだという状態が、受験勉強にとっては一番望ましい状態です。
何も考えずに、ただ、目の前の問題を解く。目の前の問題を暗記するのが、一番効率が上がります。
大戦略を考えていないと、「なぜ勉強しているんだろう」と考えながら勉強をすることになります。
「なぜ自分は受験をするのか」の答えが明確になっていれば、勉強しながら迷うことがなくなります。
迷いをなくすために、大戦略を作るのです。