東大志望者の滑り止めとなる学部は、補欠で受かりやすくなる。

 

東大の文系志望者の滑り止めは、慶応大学経済学部A方式と、慶應大学商学部A方式です。

この2つの学部は、受かりやすいです。

なぜかというと、東大と慶應に受かったら、東大に行く人が多いからです。

成績優秀者が東大に抜けるので、その分、補欠で合格しやすくなります。

私自身、慶應大学経済学部のA方式で、補欠のGでした。

AからIまで発表があり、その年は、Gまでが合格だったので、ビリッケツで合格したのが私です。

東大に合格した人が抜けていったおかげで、私が繰り上がりで合格になりました。

 

慶應大学商学部A方式は、慶應大学経済学部A方式に受かった人が抜けるので、合格しやすいです。

東大に合格した人が抜け、経済学部に合格した人が抜けるので、合格最低点が低くなるというわけです。

 

慶應大学経済学部B方式は、倍率が10倍〜20倍ですが、A方式は5倍前後です。

商学部B方式は、A方式は、3倍〜5倍しかないのです。

戦略として、「天才がいない場所を狙って受験する」ということは、とても大切です。

補欠合格が多く出る学部を狙うのは、戦略の王道なのです。

東大受験者が、滑り止めを受けない理由とは?

東大受験者で、滑り止めを受けない人がいます。

その理由は、東大対策だけを、中学1年の時からしているので、それ以外の学校の問題との相性が悪いということが一つ。

それと、東大の場合は、合格最低点も例年だいたい決まっていて、自分ならば受かるかどうかが、すでにわかっている生徒も多いからです。

東大模試でいつも上位にいて、過去問を解いても問題が解けて、というのであれば、紛れは少ないです。

倍率も、センター試験の足切りの後は、3倍と決まっているので、受かる人は受かりますし、受からない人は受からないので、試験前に合否はだいたい予測できる人が多いです。

試験が終わった瞬間に「受かった」「20点足りなかったので、ダメだった」と、過去から類推しやすいのが東大受験です。

東大受験の場合は、「もう、何回東大模試があろうが、東大の過去問をしようが、落ちようがない。熱が当日に40度出ても、受かる」という人にとっては、滑り止めを受ける必要がないのです。

早稲田・慶応であれば、倍率が高いので、滑り止めを受ける必要がありますが、3倍の倍率の試験で、中学1年から受験対策をしていれば、落ちる可能性は低くなる。

それが、東大受験です。

東大を受けて、受かる自信がある人は、滑り止め対策をしている暇があったら、東大対策の復習をした方が、受からないための最善策となるのです。

 

 

 

合格するためには、ぶっちぎりか、115%戦略か、ギリギリ戦略かの3種類ある。

試験に合格するためには、3つのゴールを設定する必要があります。

 

  • ぶっちぎりで合格する。
  • 合格最低点の115%を狙って合格する。
  • 合格最低点より1点多くとって合格する。

 

この3つです。鉄緑会では、風邪をひいていても、骨折をしていても、どれだけ当日に知らない問題が出たとしても、ぶっちぎりで合格することを目標にしています。

あらゆる不測事態が生じても、合格するように、中学1年から東大対策をしています。

もちろん、理想的には、ぶっちぎりで合格するのがいいに決まっています。

ですが、時間がない、スタートラインが低い状態では、この状態は狙えません。

 

三の合格最低点を狙う方法ですが、この場合は、試験の配点が少し変わっただけで落ちてしまったり、運の要素が強いので、少し問題傾向が変わっただけで、落ちてしまいます。

 

一番いいのは、合格最低点の115%を狙う方法です。

70点で合格できるのであれば、80.5点を目標にします。

合格最低点の合計が200点なのであれば、230点を目標にします。

こうしていくことで、少し予想が外れたとしても、合格できます。

もちろん、大幅にコンディションが悪ければ合格できませんが、大抵の場合に合格できるラインが、115%を目標にするということです。

120%でもなく、110%でもなく、115%が、やる気を失わないちょうどいいラインなのです。