鉄緑会のカリキュラムは、ざっくりいうと、こうなっています。
中1・・・中1〜中3の全範囲。
中2、中3・・・高校1年〜高校3年の全範囲。
高校3年間・・・東大対策のみ。
そう。高校1年になった時には、すでに東大の問題を解いているのです。
海城高校時代のクラスメイトで、高校2年の時に東大模試を受けて、全国トップ10に入っている天才的な友人がいました。
彼は、鉄緑会出身者ではありませんでしたが、高校1年の時に、すでに東大対策が終わっていたらしく、あと2年で、東大合格をより完璧にするという感じでした。
彼の戦略も、高校1年の時には、すでに対策が終わっている状態を作るという戦略だったので、鉄緑会と同じです。
あなたが東大を目指そうとした場合は、進学校に在籍していたとしても、ライバルは、同じクラスの人ではありません。
鉄緑会に通っている人がライバルになります。
相手は強敵です。
もともと開成高校に入るくらいの頭脳の持ち主で、しかも、東大対策を3年間している人が相手なわけです。
どうしたら、鉄緑会出身者に勝てるのかを考えるのが、勉強法を身につけるということなのです。