早稲田は、試験結果を教えてくれるって本当!?

通常、大学入試の結果は、大学は教えてくれません。

そんな中、早稲田大学は、聞けば教えてくれるらしいという情報が、私の受験時代に流れました。

浪人が決定したときに、早稲田に請求してみたところ、

早稲田大学政治経済学部・・・13点合格点に足りな買った。

法学部・・・6点足りなかった。

商学部・・・3点足りなかった。

 

という結果が返ってきました。

 

本当に、結果を教えてもらえたことに、驚きだったことが1点。

商学部で3点差で落ちていたので、各教科で1点づつ上積みがあれば受かっていて、浪人することもなかったことがわかりました。

とはいえ、浪人して慶応に入ったおかげで、多くの人との出会いがあり、今の自分があるので、良かったのではありますが・・・

 

この制度は、25年前には、存在していた制度です。

もし、今もあるのであれば、早稲田はとても良心的です。

結果がわかれば、「あと1年でどのくらい努力をすればいいのか」がわかります。

 

ちなみに、私は本番に弱すぎるという、勝負弱い性格がずっとありました。

高校3年の早稲田模試では、政治経済志望者の中で17位、法学部志望者の中で6位という成績をとっていたにもかかわらず、本番では落ちています。

なんにせよ、テストの点数が返ってくるのは、早稲田のとても良心的なところなのです。

記念受験に一番いいのが、早稲田大学だ。

私の友人で、早稲田の政治経済学部、明治大学、専修大学、駒澤大学を受けて、早稲田の政治経済学部だけに合格して、他は全て落ちたという人がいました。

彼は、偏差値40で、浪人覚悟で、記念受験をしました。

偶然、早稲田の政治経済学部の問題が、難問だらけでほとんどの人が解けなかったらしく、カンで答えを書いたものが当たり、合格したというわけです。

 

記念受験で東大を受けるという人がいますが、全く意味がありません。

実力で決まる要素が強いのが、東大の試験だからです。

慶応の試験も、実力で決まる要素は、東大ほどではありませんが、高いです。

 

一方、早稲田は、どれだけ対策をしても、本番の運の要素が強いです。

過去問を調べても、特に国語に関しては、赤本では3が正解で、青本では2が正解になっていることもあります。

それが、早稲田の問題の特徴です。

 

記念受験をするなら、早稲田です。

あなたの成績が悪くても、偶然に受かる要素が高いのが早稲田だからです。

 

きちんと傾向と対策を練れば受かるのが慶応で、傾向と対策をどれだけ練ろうが、当日の運次第なのが、早稲田の試験なのです。

早稲田と東大を併願する人は、少ない。

早稲田の問題は、選択式が多いです。

記述式が得意な人は、選択式だと、「選択肢ではなくても答えられたのに」「漢字で書けと言われても書けたのに」ということになりますので、もったいないです。

逆に、漢字が苦手だ、選択肢に強いが記述式には弱いという学生には、早稲田の問題は向いています。

早稲田の試験は、紛れが多い試験です。

たまたまその年の入試問題が簡単になることがあったり、誰も解けない問題ばかりになったりすることもあります。

運の要素が強いのが、早稲田です。

 

選択肢の問題が多く、難問が多い場合には、偏差値が高い生徒も、偏差値が低い生徒も、運の要素が強くなります。

競馬で、大雨が降って、地面がぐちゃぐちゃになると、馬の能力の差がなくなり、どの馬が勝つかがわからなくなり、大穴が出ることが多くなります。

それと同じ状態が、早稲田の試験では起きやすいです。

 

なので、東大受験者から敬遠されるのが、早稲田です。

慶応は、実力があれば受かりますので、紛れが少ないので、東大と慶応を併願する人のが、東大受験者の中では、当たり前になっているのです。

東大志望者の滑り止めとなる学部は、補欠で受かりやすくなる。

 

東大の文系志望者の滑り止めは、慶応大学経済学部A方式と、慶應大学商学部A方式です。

この2つの学部は、受かりやすいです。

なぜかというと、東大と慶應に受かったら、東大に行く人が多いからです。

成績優秀者が東大に抜けるので、その分、補欠で合格しやすくなります。

私自身、慶應大学経済学部のA方式で、補欠のGでした。

AからIまで発表があり、その年は、Gまでが合格だったので、ビリッケツで合格したのが私です。

東大に合格した人が抜けていったおかげで、私が繰り上がりで合格になりました。

 

慶應大学商学部A方式は、慶應大学経済学部A方式に受かった人が抜けるので、合格しやすいです。

東大に合格した人が抜け、経済学部に合格した人が抜けるので、合格最低点が低くなるというわけです。

 

慶應大学経済学部B方式は、倍率が10倍〜20倍ですが、A方式は5倍前後です。

商学部B方式は、A方式は、3倍〜5倍しかないのです。

戦略として、「天才がいない場所を狙って受験する」ということは、とても大切です。

補欠合格が多く出る学部を狙うのは、戦略の王道なのです。

東大受験者が、滑り止めを受けない理由とは?

東大受験者で、滑り止めを受けない人がいます。

その理由は、東大対策だけを、中学1年の時からしているので、それ以外の学校の問題との相性が悪いということが一つ。

それと、東大の場合は、合格最低点も例年だいたい決まっていて、自分ならば受かるかどうかが、すでにわかっている生徒も多いからです。

東大模試でいつも上位にいて、過去問を解いても問題が解けて、というのであれば、紛れは少ないです。

倍率も、センター試験の足切りの後は、3倍と決まっているので、受かる人は受かりますし、受からない人は受からないので、試験前に合否はだいたい予測できる人が多いです。

試験が終わった瞬間に「受かった」「20点足りなかったので、ダメだった」と、過去から類推しやすいのが東大受験です。

東大受験の場合は、「もう、何回東大模試があろうが、東大の過去問をしようが、落ちようがない。熱が当日に40度出ても、受かる」という人にとっては、滑り止めを受ける必要がないのです。

早稲田・慶応であれば、倍率が高いので、滑り止めを受ける必要がありますが、3倍の倍率の試験で、中学1年から受験対策をしていれば、落ちる可能性は低くなる。

それが、東大受験です。

東大を受けて、受かる自信がある人は、滑り止め対策をしている暇があったら、東大対策の復習をした方が、受からないための最善策となるのです。

 

 

 

5教科受験は、滑り止めを受験する必要性が少ない。

3教科受験では、倍率が高いので、第一志望から、第6志望までと、志望校を多く受験する必要があります。

倍率6倍のところを6校受けて、1校合格するというのが、単純計算です。

そこで、対策をしていくことで、自分にとっての倍率を2倍くらいに近づけていくイメージです。

3教科受験のところを、1校だけ受けます」というのは、お勧めできません。

紛れが生じる可能性が高いので、やってはいけません。

逆に、「5教科受験の公立高校一本です」というのは、やっても大丈夫です。

滑り止めを受けるための対策をするよりも、過去問を20年分、40年分としていった方が、紛れも少なくなりますし、合格率は上がります。

知らない問題が出たとしても、他の教科で逆転することもできますので、安心です。

基礎問題ばかりが出題されるので、対策も立てやすいです。

そう考えると、5教科受験は、メリットは大きいと考えられます。

 

滑り止め対策の時間を削って、第一志望対策だけをすることができますし、5教科なので、紛れも少なくなります。

公立校であれば、過去20年以上の過去問や模擬試験などがありますので、慣れるための問題も出揃っています。

「確実に受かりたい」「一校だけ受けて、受験費用も安く済ませたい」というのであれば、5教科受験は、とてもおすすめなのです。

 

5教科受験の方が、合格しやすい。

 

実際に、試験に合格するかどうかという観点では、5教科の方が合格しやすいです。

なぜかというと、「紛れが少なくなる」からです。

紛れとは何かというと、たまたま試験当日に知らない問題が出たり、たまたま苦手な問題が出て落ちてしまうというのが、「紛れ」です。

風邪をひいていてコンディションが悪かったら落ちるというのも、紛れです。

いきなり入試傾向が変わってしまい、落ちてしまうのも、紛れです。

紛れが起きやすいのは、

  • 試験教科数が少ない。
  • 倍率が高い。

時に起きます。

慶應大学の環境情報学部、総合政策学部は、英語と小論文か、数学と小論文かが選べます。

たまたま小論文で、「アニメ業界の今後について」という問題が出たら、アニメに詳しい人にとっては高得点になりやすく、アニメを見ないで勉強ばかりして来ましたという人には、不利になります。

今まで小論文で高得点が取れなかった人でも、アニメに詳しければ、ものすごい高得点をたたき出せるかもしれません。

数学でも、たまたま知らない問題が1問でただけで、落ちることもあります。

倍率が高いのですから、難しい問題であり、かつ、高得点が求められます。

偶然知っている問題ばかりが出たら高得点になり、偶然知らない問題ばかりが出たら、合格できなくなるのが、3教科受験です。

5教科受験の場合は、知らない問題が出たとしても、500点満点であれば、他の教科で取り返せます。

3教科受験、2教科受験では、ミスをしたら即アウトという場合も、多いのです。

 

5教科受験にするか、3教科受験にするか、考える。

高校受験では、公立を選ぶ場合は、5教科受験。

私立の場合は、英語・国語・数学の3教科受験になります。

 

特徴は、5教科受験の場合は、過去問も20年分くらいあるので、対策も立てやすく、学校で勉強したことが、そのまま入試に出ることも多いです。

「5教科よりも、3教科の方が、教科数が少ない分だけ楽なのではないか」と考える人がいるのですが、同じことを考える人が3教科受験に流れると考えてください。

なので、どちらがいいではなく、どちらを選んでも正解ということになります。

 

5教科の場合は、試験が基礎問題ばかりの場合が多く、その分だけ、高得点を取ることが必要になってきます。

問題が簡単なわけですから、合格最低点は上がります。

基礎問題が得意で、応用問題が苦手ならば、5教科受験に向いていることになります。

 

逆に、難しい問題が得意だという場合は、3教科受験の方が、差をつけやすいです。

多くの人が解けない問題を解くことで、差をつけることができます。

1+1=2 という問題が出題されて、配点が100点満点中100点の試験が出たら、小学生でも、東大生でも、アインシュタインでも、同じ得点しか取れません。

「勉強が苦手なんです」という人ほど、5教科受験に向いています。

最悪なのは、「勉強が苦手なので、5教科ではなく3教科にしよう」という選択をする人がいることです。

これは、やってはいけません。

勉強が苦手なら5教科受験、勉強が得意なら3教科受験の方が、向いているのです。

 

 

 

AO入試は、廃止した方がいい。だが、存在する以上は受け入れるしかない。

 

個人的には、AO入試は反対派の立場です。

というのも、面接と作文(小論文)で結果が決まってしまうのであれば、小学校の頃から小説ばかりを読んでいる文学少女で、ルックスがいい女子生徒がいたら、圧倒的に有利になってしまうからです。

面接は、「感じがいい」ということが大切です。

ハキハキ話したり、ルックスが美男・美女だったりしたら、有利になってしまいます。

毒入りカレー事件の林真須美被告のようなルックスだと、どれだけ勉強ができても不利になり、大して勉強をしてこなくても、芸能人として活躍できるくらいのルックスがある人が有利になります。

こういった、先天性が重視される選抜試験は、試験として的確ではないと言わざるを得ません。

裁判の時に、「裁判官の心象」というのが判断基準の中にあり、Tシャツに腰パンで態度が悪かったら、求刑が重くなり、スーツを着ていて美人だったら、求刑が軽くなるというのは、納得いかないのは、私だけではないはずです。

 

その「心象」というもので決まるのが、面接の前提です。

なんとなく感じがいい人だったら合格で、なんとなく覇気がなかったりしたら不合格になるのは、なんとも不公平です。

ちなみに、小学校受験では、印象値が重視されます。

目が輝いている、はつらつとしていたら高得点で、ダラダラしていたら、入試に落ちます。

小学校受験では、まだ5歳の段階なので、心象で決めるのは仕方がないかもしれませんが、中学受験・高校受験で心象で決められるのは、不公平です。

 

 

では、どうしたら、一番公平に選ばれるのかというと、「学力試験」という統一基準です。

同じ試験を受けて、1点でも多く得点した人が合格する。

これが一番公平です。

「1点10万円で買えます」と言えば、お金持ちが有利になってしまいますし、「ルックスだけで決めます。美男美女しか合格できません」と言えば、先天的な資質で合否が出てしまいます。

AO入試があるなら、「寄付金の多さだけが基準です」というお金で決めた方が、その大学に入学したい情熱が、10万円、100万円という数字で計測できるので、まだ公平です。

それよりも不公平なのが、AO入試です。

けん玉ができたから大学に合格できたり、百人一首が上手だから大学に合格するのは、おかしいです。

野球で甲子園に行ったから合格できるというのは、体育大学であればありですが、普通の大学であれば、関係ないと言わざるを得ません。

受験の矛盾が内包されているのが、面接であり、AO入試です。

 

とはいえ、制度なのですから、仕方がなく認めるしかありません。

「ひどいなあ」と思いつつ、自分には関係ないから、勉強を頑張るぞと思えた人が、勉強に打ち込める人になれるのです。

 

 

受験勉強をするべきだと思ったら、志望校を決めよう。

 

受験勉強はするべきものであり、学歴は手に入れるべきものである。

こう心の中で腑に落ちたら、まずは、勉強をする前提となるモチベーションは保てます。

モチベーションの源泉を手に入れたら、次に必要なのは戦略です。

戦うことを決めたら、どの国に攻め込むのか、どのくらいの期間、どのくらいの時間を費やして攻めるのかという「戦略」が必要になって来ます。

果たして戦うのか、戦わないのか、戦わない方法も存在するのではないかと考えるのが、「大戦略」です。

もしかしたら、勉強をしなくても、「推薦入試」「AO入試」という手があるかもしれません。

この大学に行きたいなあと思って、もし、AO入試という選択肢もあるのであれば、5教科の勉強をするよりも、小論文の勉強に特化して、小論文が重視される大学を第2志望にするのも、ありかもしれません。

 

そんな中、勉強以外の選択肢はなく、勉強をするしか選択肢がない。

その状態になって初めて、志望校を決めるのです。