アナウンサー物語(自伝)
--

アナウンサー時代の写真



幼稚園
小学校時代

*
中学時代
*
高校時代
*
浪人時代
*
大学1年
*
大学2年
*
大学3年
(前編)

*
大学3年
(後編)

*
大学4年
(前編)

*
大学4年
(後編)

-- | 大学1年 |

大学入学。世間では19歳。
だが、ベム、ベラ、ベロとして、7年間生きてきたため、人間年齢としては、19−7=12歳である。
やっと人間としての生活ができる。いや、しなければならない。この4年間で、いままで失った青春をすべて取り戻したい!

自分にとっての青春とはなにか、一言で言えば、
友達、そして彼女を作ること!
これに尽きる。普通の人は、難なくクリアしている問題だろう。なんだ、そんなこと??そう思うかもしれない。
だが、7年間妖怪人間として生きてきた自分には、かなりハードルの高い目標ではないかと、マジでビビッていた。
まあ、友達はできるだろう。だが、彼女をつくるのは無理かもしれない。
だって、いままでの人生で1人も彼女はいたことがなかったし、この1年間にいたっては女と口を利かずに過ごしてきたんだから。。。
なんといっても免疫がなさ過ぎる!しかし、女は大好きだ。(笑) 彼女を絶対に作ってやる! そう心に決めた。

では、どうしたら彼女ができるのか、考えてみた。
受験で学んだもの。そう、それは努力すればなんとでもなるということだった。
さらには、目標は高ければ高いほうがいいということである。
早慶を目指していたら、両方ともだめだった。しかし、東大を目指していたら、慶応に受かった。
それを踏まえて、大学生活の目標を設定した。

名づけて、
彼女100人計画!(笑)
彼女を100人つくってやる!
そう思っていれば、少なくとも1人は彼女ができるはずだ。そうに違いない!
テレビをみていると、街中にカップルがあふれている。
だが、自分はいままでの人生で、彼女がまるでできなかった。
他の人に比べて、現時点で、はるかに遅れをとっている。
では、一体どういう対策をとれば、自分に彼女ができるのか。
やはり、自分が一般人に追いつくためには、人の何倍も努力するしかない! いままでそうやって生きてきた。
そう思って掲げた彼女100人計画
浪人時代の、女と一言も口利かない計画から考えれば、とてつもなく飛躍しまくった計画である。(笑)

そこでまず決断したのが、
仕送りなしで一人暮らしをしようというものだった。
いつ、どんな事態が起こった時でも、女の子を家に連れてくることができる。
それも確かにあるが(笑)、それよりも、親に連絡をいれずに、毎晩のように夜遊びができる。
これがでかい。
それだけ出会いのチャンスが増える。
純粋に出会いのための時間ができるのだ。
いままでは、すべての時間を勉強のために捻出していた。
風呂もテレビも人との会話もすべて絶っていた。
だが、今度はすべての時間を、彼女を作るために使わなければならない。
ここまで徹底しなければ、自分には彼女はできない。
なぜなら、他の人と比べてスタート地点が桁外れに低いからだ。
こうして、村上青年の青春のリハビリ生活が始まった。。

もちろん金はなく、
家賃2万4000円の所に住んだ
便所共同、風呂共同、4畳半の部屋だった。
夜中に、天井から、ゴキブリが降ってくることもあったが、浪人時代に比べたら、はるかに人間的な生活に感じた。(笑)
比べる対象が低すぎると思うかもしれないが、若いうちに地獄を見ておいてよかったと痛感している。
(今でも充分若いのだが・・・笑)

さあ、“彼女100人計画”とはぶちあげたものの、何をしよう?
とりあえず、はじけなければいけない。大学生なんだから。
はじけてる大学生といったら、やはりチャラチャラテニスサークルに決まっている!
チャラチャラ計画第1弾は、“テニスサークルに2つ所属すること”であった。
白百合女子大との提携サークルと、フェリス女学院との提携サークル。
おお、青春じゃないか!それでこそ、チャラい大学生だ!とおもうかもしれない。
だが、残念ながら、どうしてもなじめなかった。
というより、テニスがあまりにも下手すぎたのだ!
全くラケットに当たらない。ラケットとボールが常に30センチくらい離れている。。。

“他のみんなも初心者だから大丈夫だよ。”
などとサークル勧誘の時には言われたが、自分には運動神経があまりにもなさすぎた。
受験が終わった時には、握力は15まで低下し、分厚い参考書は、長時間持っていられないほどになっていた
(電車で立って勉強していて、何度満員電車のなかで参考書を落としてしまったことか!)
階段も、4階まで登ろうものなら、呼吸困難になる。
息が切れると言う表現があるが、本当に切れるのは俺くらいのものだ。(笑)
“受験合格のためなら、体なんてどうなってもいい!”と思い、
栄養ドリンクを毎日何本も飲み、血尿がでることもしばしばだった妖怪人間時代
体をボロボロにしてまで手にした受験合格。
そのツケがこんな形で現れようとは思いもよらなかった。。。
結局、初心者の、一番下手であろう女の子よりも下手で、一人だけ別メニューを課された。
なんと、もくもくと素振りだけ。。。(笑)
おい、なんで俺はこんなカッコ悪いことしてるんだろう。
もてて、チャラチャラしたいがためのテニスなのに。。
そう、もともと、女の子にもてるのが目的で、テニスなどどうでもいいのだ。
にもかかわらず、いまや女の子の失笑をかうだけの存在
いかん。
はじけるどころか、はじかくだけだ。(笑)
そう思い、結局、テニスサークルは、2つとも、3ヶ月もたずにやめてしまった。

こうして、チャラチャラ計画第1弾はあえなく失敗に終わった。

またしても挫折。
俺の人生、谷あり谷ありだ。。
だが、こんなことでめげる自分ではない。
もう、おわかりだろう。

そう、あらたに
チャラチャラ計画第2弾が始動するのだった。
次のページ


--